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御朱印めぐりの旅

京都 東寺 御朱印めぐり
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東寺 御朱印めぐり

 

この記事では、京都市南区九条町にある真言宗の根本道場;東寺の御朱印めぐりを紹介しています。

 

 

東寺

 

東寺(とうじ)は京都駅の南西、徒歩10分程度の所にある東寺真言宗の総本山となる寺院です。
山号は八幡山、本尊は薬師如来になります。

下の写真は、南大門になります。

 

 

 

 

東寺は、正式名称を教王護国寺といい、桓武天皇の開基により平平安建都の際、安京鎮護のために都の南玄関、
羅城門の東に建てられた寺院です。

桓武天皇の後を継いだ嵯峨天皇が空海(弘法大師)に下賜され、その後真言密教の根本道場として栄え、さらに
庶民の弘法大師信仰の高まりと共に発展してきました。

 

木造建築の美を際立たせてそびえたつ五重塔(国宝)は、高さ57メートルの日本最高の塔で、新幹線からも見る
ことが出来、京都のランドマークと言えるかもしれません。 また講堂にある数々の密教彫像や金堂(国宝)、
大師堂(国宝)、蓮花門(国宝)など見所が多いのが東寺です。

 

 

五重塔

拝観受付で拝観料を支払い、金堂や五重塔がある中心伽藍に入っていきますと目に飛び込んできますのが、
不二桜と呼ばれる枝垂れ桜、その先にそびえるのが、境内の東南に位置する木造建築では、日本一の高さ
を誇る五重塔(国宝)になります。
現在の塔は、5代目で江戸時代の初期に徳川家光の寄進によって、再建されたものだそうです

 

 

 

 

五重塔は、仏陀の遺骨を安置するストゥ―パというものが起源とされ、東寺の五重塔には、空海が唐から

持ち帰ったと言われる仏舎利が納められています。

 

 

 

金堂

東寺の本堂となるのが本尊薬師如来や日光菩薩、月光菩薩像を安置する金堂(国宝)になります。

現在の建物は、慶長8年(1603)豊臣秀頼の寄進により建てられた入母屋造本瓦葺きで威風堂々とした
たたずまいを見せていました。

 

 

 

金堂でいただける御朱印は、本尊“薬師如来”になります。

 

 

 

 

講堂

東寺境内のほぼ中心、金堂の北側に並んで建っているのが、講堂になります。

講堂は、弘法大師空海が密教の教えを伝えるための中心的な建物と位置付け建てられたものだそうです。

講堂には、大日如来を中心とした数々の密教尊が安置されています。

 

 

 

 

15世紀の終わりに金堂とともに焼失しましたが、すぐに講堂は延徳3年(1491)に再建され、現在に
いたっているとのことです。

いただいた御朱印には、“大日如来”と書かれていました。

 

 

 

 

食堂

講堂のさらに北にあるのが食堂です。
境内の南から北へ金堂、講堂、食堂と三つの大伽藍がまっすぐに並んで建てられていますが、これは寺の案内に
よりますと仏法僧を表しているそうです。
金堂が本尊の仏、講堂は密教の教えである法、食堂は僧、僧が生活の中で修行を見出す場となるそうです。

食堂は平安時代に建てられましたが、何回か焼失、現在の建物は昭和9年(1934年)に再建されたものになります。

 

 

 

 

食堂には、十一面観音像が本尊として安置されています。食堂の御朱印には“十一面観音”と書かれています。

 

 

 

なお、東寺のすべての御朱印は、食堂にて管理されていて、食堂でいただくことになります。

 

 

 

御影堂(大師堂)

 

食堂の西側の一角に建つのが、弘法大師空海が住房としていた住宅風の仏堂、御影堂です。
空海は、ここで講堂に安置されている21体の彫像からなる立体曼陀羅を構想し、造営工事の指揮をとったと言うことです。

ただし、創建当時の建物は、14世紀に焼失し、その後すぐに再建されたものが現在に続いており、国宝に指定されています。
御影堂には弘法大師坐像(国宝)が安置されています。

 

 

 

 

いただいた御朱印には、“弘法大師”と書かれています。

 

 

 

 

 

また御影堂の南側(後堂)には、空海の念持仏とされる不動明王像(国宝)が秘仏として安置されています。
この像は、9世紀の作と言われ日本最古の不動明王像とも言われています。

ここでは、“不動明王”の御朱印もいただけます。

 

 

 

 

 

鎮守八幡宮

境内の南側、南大門の隣には、鎮守八幡宮があります。八幡宮は、東寺が創建された時、鎮守神として祀られた
ものだそうです。

 

 

 

ここには、空海自らが彫ったと伝わる僧形八幡神と二尊の女神のわが国最古の神像が安置されているそうです。

いただいた御朱印には、“南無八幡大菩薩”と墨書きされていました。

 

 

 

 

毘沙門堂

 

毘沙門堂は、食堂の西、御影堂の前に建っています。

 

 

 

 

こちらの毘沙門天は“都七福神”の一つで、「毘沙門天」の御朱印をいただくことができます。

 

 

 

 

毘沙門堂内には、愛染明王像も安置されていて、「愛染明王」の御朱印もいただくことができます。

 

 

 

 

 

感智院

 

感智院は、食堂の北側にあります。

 

 

 

 

観智院(かんちいん)は、大学の研究室のような真言宗の勧学院になります。 いわば、大学の研究室のようなところです。
東寺の三宝(さんぽう)の一人といわれる賢宝(けんぽう)が創建し縦らになります。 本尊は、五大虚空蔵菩薩になります。

 

食堂で、「虚空蔵菩薩」の御朱印をいただくことができます。

 

 

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