専修寺・観音寺・四天王寺・初馬寺・大観音寺 津市内 御朱印めぐり
この記事では、三重県津市にある寺社をめぐる御朱印めぐりの旅を紹介しています。
専修寺
専修寺(せんじゅじ)は、津市一身田町にある浄土真宗高田派の寺院です。山号は高田山、本尊は阿弥陀如来になります。
「専修寺」の名の由来は、浄土系宗派の特徴である専修念仏に基づくものになります。地元では「高田本山」と親しみを
込めて呼ばれているそうです。
創建は文明年間(1469 ~ 1487)に、真慧(しんね)が伊勢の国の中心寺院として建立したのが始まりになるそうです。
山門は専修寺の総門になります。二階二重門の大門で、宝永元年(1704)の建立になるようです。
山門に向かい左手には、唐門があります。
山門の正面には、親鸞聖人の木像を安置する御影堂(重要文化財)になります。
御影堂と通天橋で結ばれているのが本堂の如来堂(重要文化財)になります。
いただいた御朱印には、「専修寺」と書かれていました。
観音寺
観音寺(かんのんじ)は、津市大門にある真言宗醍醐派の寺院です。山号は恵日山、本尊は聖観音菩薩になります。
「津観音」の名称で全国的に知られ東京の浅草観音、名古屋の大須観音と並んで日本三大観音の一つとされています。
創建は奈良時代の初めの和銅二年(709)、伊勢阿漕ヶ浦の漁夫の網に聖観音立像がかかり、これを本尊として開山
したのが始まりになるそうです。
仁王門は、寛永六年(1629)の建立になります。
観音堂(本堂)は、慶長十八年(1613)に建立されたものです。
観音堂には本尊の聖観音菩薩の他に「国府 阿弥陀如来」と称し「阿弥陀に詣らねば片参宮」と伝えられた
伊勢天照大神の本地仏が祀られています。
五重塔は、平成十三年に建立されたものです。
いただいた御朱印には、恵日山の観音様がおられるお堂「恵日大悲殿」と書かれていました。
蓮光院 初馬寺
蓮光院 初馬寺(れんこういん はつうまでら)は、津市栄町にある真言宗御室派の寺院です 。
山号は馬宝山、本尊は馬頭観世音菩薩になります。
寺の案内によりますと、創建は推古天皇の御代の614年、聖徳太子が自ら刻んだ馬頭観世音菩薩を祀ったのが
始まりだそうです。
「馬頭観世音」御朱印は、御詠歌と共にいただきました。
四天王寺
四天王寺(してんのうじ)は、津市栄町にある曹洞宗の寺院です。山号は塔世山、本尊は薬師如来になります。
創建は推古天皇の御代、聖徳太子が建立した寺になるそうです。
寺の案内によりますと、聖徳太子は守屋大連との戦いにおいて、四天王尊像を刻み、「もし我が勝利を得れば、
寺塔建立するから勝利を与えてほしい」との誓願をたてたそうです。その結果、戦に勝つことができ、誓願ど
おり四つの四天王寺を建立しましたが、その一つが、本寺になるそうです。
下は、山門になります。
下は、本堂になります。
いただいた御朱印には、「薬師如来」と書かれていました。
三重県護国神社
三重県護国神社は、津市広明町にある戊辰戦争から太平洋戦争までの三重県関係の戦歿者を祀る神社です。
創建は、明治二年()、津藩主藤堂が戊辰戦争で戦死した藩士の霊を祭る祠を建てたのが始まりになるそうです。
訪れたのは、“万灯みたま祭”まじかの7月19日、境内はどこかしこも提灯で埋まっていました。
大観音寺
大観音寺(だいかんのんじ)は、近鉄線榊原温泉口駅から徒歩5分ほどの津市白山町にある寺院です。
山号は宝珠山、本尊は高さ33メートルの“純金開運寶珠大観世音菩薩”になります。
開山は、昭和57年になります。
拝観入口から入ります。
入り口を入るとすぐ左手に、「仏足下駄」その前には「金運招き猫」音楽隊が迎えてくれます。
そして拝観順路は、西国、坂東、秩父霊場を網羅した「百観音霊場」があります。
そして、「やるき達磨」から参道に入り、純金大観音に向かいます。
途中、左手には、「開運七福神霊場」があります。下の写真は“弁財天”になります。
そして参道正面が、本尊の「純金大観音」になります。
近くには、大観音の手形もあります。
また大観音の裏手には、厄除不動明王などが建っています。
いただいた御朱印には、「宝珠大観音」と書かれていました。