神戸市 西部 御朱印めぐり
地域:兵庫県
神戸市西部 須磨寺・太山寺 御朱印めぐり
この記事では、神戸市須磨区、垂水区、西区にある主だった寺院をめぐる御朱印めぐりの旅を紹介しています。
須磨寺
須磨寺は、JR須磨寺駅から徒歩10分ほどの神戸市須磨区須磨寺町にある真言宗須磨寺派の大本山に位置づけ
られる寺院です。山号は上野山、本尊は聖観音菩薩になります。
創建は平安時代の仁和二年(866)、漁師が神戸の和田岬の沖で引き上げた聖観音像を、聞鏡上人がこの地に
移して祀ったのが始まりになるそうです。
仁王門は、源頼政の再建になるそうです。
須磨寺は源平の合戦地、一の谷に近い古寺であり、源平ゆかりの物が多いお寺です。
本堂に向かう参道脇の“源平の庭”には、馬に乗る平敦盛公と源氏方の熊谷次郎直実公の一騎打ちの場面が再現されています。
境内には、この戦いで敗れた平敦盛の首塚があります。
現在の本堂は、1602年に豊臣秀頼が再建したものになります。
いただいた御朱印には、「大悲殿」と書かれていました。
太山寺
太山寺(たいさんじ)は、神戸市西区にある天台宗の寺院です。山号は三身山、本尊は薬師如来と十一面観音になります。
創建は霊亀二年(716)、藤原鎌足の孫の藤原宇合が元正天皇の勅願寺として建立したのが始まりになるそうです。
仁王門は室町時代に造営されたもので、国の重要文化財に指定されています。
三重塔は、江戸時代初期(1688)とされているに建てられたものです。
本堂は鎌倉時代に建てられたもので国宝に指定されています。
いただいた御朱印は二つです。
一つは、「薬師如来」になります。
二つ目は、十一面観音の慈悲を普く照らす「普照閣」になります。