遠野郷八幡宮、福泉寺 遠野市 御朱印めぐり
この記事では、岩手県遠野市にある遠野郷八幡宮、福泉寺をめぐる遠野御朱印めぐりを紹介しています。
遠野郷八幡宮
遠野郷八幡宮(とおのごうはちまんぐう)は、岩手県遠野市松崎町にある神社です。
主祭神は、八幡神;誉田別尊(ほんだわけのみこと)になります。遠野物語110話に、殊に火伏せに霊験有りと伝わるそうです。
社の由緒によりますと、八幡宮の創建は不詳とのことですが、文治五年(1189)に、平泉の藤原氏追討に従軍として功が
あり、源頼朝から遠野郷を賜った阿曽沼広綱が、宇夫方広房を代官として送り、松崎村駒木に「舘」を築いて氏神であっ
た八幡神を祀って遠野郷を統治し、その後、阿曽沼親綱が横田城を築き、城の鬼門である東北の方角に八幡宮を勧請して
崇敬したのが始まりになるそうです。
遠野郷八幡宮から福泉寺に向かう途中(常堅寺裏手)には、河童伝説が伝わる「かっぱ淵」があります。
かっぱ淵には、キュウリを餌に、かっぱを釣る仕掛けがかかっていました。
福泉寺
福泉寺(ふくせんじ)は、遠野市松崎町にある真言宗豊山派の寺院です。山号は法門山、本尊は聖観音菩薩になります。
創建は、大正元年(1912)になります。
下は山門、竜宮門になります。
下は仁王門になります。
下の写真は、大観音を安置する大観音堂になります。
木彫として日本最大の観音像として知られる“福徳観音像”は、総高17mになります。樹齢1200年の大木から、住職自ら
20年の歳月をかけて刻んだそうです。
大観音堂の近くには、多宝塔が建っています。
境内には、五重塔も建っています。
いただいた御朱印には、「福徳大悲殿」と書かれていました。
下の写真は、大観音堂の前から見た遠野郷になります。