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御朱印めぐりの旅

岩手県 奥州市 寺院 御朱印めぐり

黒石寺、正法寺、大安寺 奥州市・水沢 御朱印めぐり

 

この記事では、岩手県奥州市にある黒石寺、正法寺、大安寺をめぐる御朱印めぐりを紹介しています。

 

 

黒石寺

 

黒石寺(こくせきじ)は、奥州市水沢区黒石町にある天台宗の寺院です。山号は妙見山、本尊は薬師如来になります。

 

黒石寺入口

黒石寺境内

創建は天平元年(729)、東北地方初の寺院として、行基が開いた寺だそうです。

盛時には、48もの伽藍を持つ大寺で、平泉で君臨した藤原基衡が寄進したとされる日光、月光菩薩像など、貴重な仏像
などが多数あります。特に貞観四年(
862)の年紀が刻まれた薬師如来坐像は、坂上田村麻呂と戦った蝦夷の英雄・
アテルイの死から、還暦にあたる
60年後に造られたものと言われています。

黒石寺本堂

 

御朱印は二ついただきました。

一つ目は、本尊の「薬師如来」になります。

黒石寺朱印薬師如来

 

二つ目は、奥州二十五番札所になる「千手観音」の御朱印です。

黒石寺朱印千手観音

 

 

正法寺

 

正法寺(しょうぼうじ)は、奥州市水沢区黒石町にある曹洞宗の寺院です。山号は大梅拈華山、本尊は如意輪観音になります。

かつては、曹洞宗大本山の永平寺、鶴見の總持寺に次ぐ第三本山と呼ばれた寺院だそうです。

正法寺入口

正法寺全景

 

創建は貞和四年(1348)、無底良韶が黒石寺の奥ノ院に曹洞宗の道場を建てたのが始まりになるそうです。

惣門は、寛文五年(1665)建立の四脚門で、国の重要文化財に指定されています。

正法寺惣門

現在の本堂は、江戸時代後期に再建されたものになります。

正法寺本堂

 

御朱印は、本尊の「如意輪観世音」になります。

正法寺朱印

 

大安寺

 

大安寺は、奥州市水沢区にある臨済宗妙心寺派の寺院です。山号は、本尊は聖観世音菩薩になります。

大安寺山門

 

 

水沢市は、江戸時代の蘭学者;高野長英の出身地、大安寺には長英の墓があります。

大安寺高野長英墓

 

下の写真は、本堂になります。

大安寺本堂

 

いただいた御朱印には、「大慈悲観世音菩薩」と書かれていました。

大安寺朱印

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