鳥海月山両所宮、湯殿山神社、歌縣稲荷神社 山形市 御朱印めぐり
この記事では、山形市にある鳥海月山両所宮、湯殿山神社、歌縣稲荷神社をめぐる山形市内御朱印めぐりを紹介しています。
鳥海月山両所宮
鳥海月山両所宮(ちょうかいがっさんりょうしょのみや)は、山形市宮町にある神社です。
祭神に、鳥海山の倉稲魂命、月山の月夜見命を祀っています。
社の縁起によりますと、創建は康平六年(1063)、源頼義が阿倍貞任を討伐にあたり、鳥海・月山の両神に戦勝を祈願し
勝利したため、その報賽のため、この地に両所宮を建立したそうです。
随神門は、天明三年(1783)の建立の高荘な楼門になります。
本殿は江戸時代半ばの享保年間に再建されたものです。
里之宮 湯殿山神社
里之宮湯殿山神社は、山形市旅篭町、山形市役所の近くにある神社です。
主祭神は、大山祗命(おおやまづみのみこと)、大已貴命(おおなむちのみこと)、少彦名命(すくなひこなのみこと)
になります。
明治9年、初代山形県令三島通庸により、湯殿山神社本宮から分霊を勧請、県庁の守護神として建立されたのが始まりに
なります。以後、近隣の神社を合祀し、山形の「市神」を勧請、県都山形の鎮守として崇められている神社です。
湯殿山神社の神様のお使いは“牛”、境内に鎮座する「願い牛」は、子宝・安産祈願に特別な御利益があると雑誌にも取り
上げられたそうです。
歌縣稲荷神社
歌懸稲荷神社(うたかけいなりじんじゃ)は、山形市十日町にある神社です。
祭神に稲荷神、稲倉魂命(いなだまのみこと)を祀っています。
社の由緒によりますと、山形城主斯波兼頼が山形城の守り神として城内に建立したのが、始まりと伝えられています。
そして元和八年(1622)、最上家が改易されて新城主となった鳥居忠政は、部内稲荷口(現山形駅付近)にあった社を、
三の丸の外の現在地に移し現在に至るそうです。