魚沼市界隈 御朱印めぐり
この記事では、新潟県魚沼市界隈にある寺院をめぐる御朱印めぐりの旅を紹介しています。
永林寺
永林寺は、新潟県魚沼市根小屋にある曹洞宗の寺院です。山号は針倉山、本尊は釈迦牟尼仏になります。
永林寺は、およそ五百年前に創建され、越後高田藩主の松平光長公の香華所として本堂が建築され、三葉葵
の紋章を許された曹洞宗の名刹です。
同寺は、「日本のミケランジェロ」と呼ばれ、幕末から明治にかけ活動した彫物師・石川雲蝶正照の彫刻が
数多く残されていることで知られています。
石川雲蝶の作品は、本堂(写真下)の欄間などに彫られていて、鑑賞することができます。
いただいた御朱印には、「本尊釈迦牟尼仏」と書かれていました。
下は、永林寺前から見た、田植え間近な頃の越後三山です。
西福寺
西福寺(さいふくじ)は、魚沼市にある曹洞宗の寺院です。 山号は赤城山、本尊は阿弥陀如来になります。
1534年に波多野義重を開基、芳室祖春を開山として、天台宗の寺院として創建されましたが、後に曹洞宗へ
改宗され現在に至っています。
開山堂は、開山である芳室祖春や宗祖道元禅師を祀るために江戸時代の終わりに建立された建物(写真下)です。
開山堂には、日本のミケランジェロと呼ばれる石川雲蝶作の見事な彫刻があり、また天井には雲蝶が6年かけて作ったと
される道元禅師猛虎調伏の図があり、鑑賞することが可能です。
下は、本堂になります。
いただいた御朱印には、「本尊阿弥陀如来」と書かれていました。
雲洞庵
雲洞庵(うんとうあん)は、南魚沼市雲洞にある曹洞宗の寺院です。山号は金城山、本尊は釈迦牟尼仏になります。
上杉景勝公や直江兼続公が幼少期に学んだ寺として知られています。
寺の案内によりますと、創建は今から1300年ほど前の奈良時代、藤原房前公(藤原鎌足の孫)が、母親の菩提を弔うために、
雲洞庵を建立したのに始まるそうです。
赤門は、江戸時代に再建されたものです。
赤門から本堂に続く参道(写真下)の下には法華経の一石一字が書かれた石が埋められており、参道を踏みしめて歩くだけで
仏さまの功徳があるそうです。
本堂も江戸時代に再建されたものです。
いただいた御朱印には、「南無釈迦牟尼仏」と書かれていました。