赤堂観音;蓮華寺・高照寺・隆国寺 兵庫県養父地域御朱印めぐり
この記事では、兵庫県養父市にあるすごい御朱印で有名な赤堂観音・蓮華寺、そして高照寺、隆国寺を巡る
御朱印めぐりを紹介しています。
赤堂観音 蓮華寺
蓮華寺は、兵庫県養父市にある高野山真言宗系の寺院です。山号は西谷山、本尊は聖観音菩薩になります。
創建は弘仁年間(810~824)、弘法大師空海直筆の般若心経と共に開かれた寺になるそうです。
本堂には、弥勒菩薩が安置されています。
赤堂(観音堂)は、江戸時代の宝永年間に三重塔を改め、楼閣二階建てのお堂として移築されたものだそうです。
赤堂の二階には、本尊の聖観世音菩薩が安置されています。
御朱印は、弥勒菩薩と聖観世音菩薩をセットにして、見開きでいただきました。
赤堂には“不動明王”、また本堂には“毘沙門天”が祀られていて、それぞれ御朱印をいただくことができます。
下の御朱印は“不動明王”になります。
このほか蓮華寺には“七福神”が祀られていて、特に恵比須神は但馬七福神の霊場になっています。御朱印は“大黒天”と“恵比須神”をセットにして、見開きでいただきました。
下は、正月(新年)限定の御朱印です。金紙に「蓮華寺寶讀」と書かれています。
なお蓮華寺では、郵送で御朱印をいただくことができますので、関心のある方は寺のサイトをご覧になると良いと思います。
高照寺
高照寺は、兵庫県養父市八鹿町にある寺院です。山号は栂尾山、本尊は胎蔵界大日如来になります。
寺の案内によりますと、創建は養老四年(720)、行基上人によって開かれた寺になるそうです。
参道を中心に境内には、300本の木蓮が植わっていて、4月から5月は木蓮の白や紫の花が咲き誇るそうです。
なお高照寺は、関西花の寺二十五霊場の一つになっています。
いただいた御朱印には、本尊の「大日如来」が書かれていました。
隆国寺
隆国寺は、高照寺から北へ数キロの兵庫県豊岡市日高町にある曹洞宗の寺院です。
山号は布金山長者峰、本尊は聖観音菩薩になります。
ボタンの寺として知られ、関西花の寺二十五霊場の一つになっています。
創建は室町時代、隆国寺は、室町時代に山名氏の四天王筆頭である垣屋播磨守隆国の菩提寺として開かれた
寺になるそうです。
山門は、江戸時代末の1802年に再建されたものになるそうです。左右には回廊がめぐらされ、厳かな禅寺の
様子が伝わってきます。
1792年に再建された本堂には本尊の聖観音菩薩のほかにボケ封じや健康長寿にご利益があるという楽寿観音
が安置されています。
いただいた御朱印は二つです。
一つは、近畿楽寿観音霊場第4番としての「楽寿尊」が書かれていました。
二つ目は、関西花の寺二十五霊場第6番として、「円通閣」と書かれていました。