有馬温泉 温泉寺・温泉神社・念仏寺 御朱印めぐり
この記事は、神戸市北区にある日本三古湯の一つに数えられる有馬温泉郷の御朱印めぐりを紹介しています。
有馬温泉は、太閤秀吉が何度か足を運んで疲れを癒した温泉として知られています。また秀吉は、慶長の大地震
で被害を受けた線源の改修工事を行い、有馬温泉の発展の基を築いたとも言われています。
神戸電鉄有馬温泉駅の近くの有馬川には、”太閤橋”が掛かっていたり、”秀吉の銅像”も建っています。
下の写真は、太閤橋からねねの像のある”ねね橋”方向を見たものです。
温泉寺
温泉寺(おんせんじ)は、神戸市北区有馬町にある黄檗宗の寺院です。
山号は有馬山、本尊は薬師如来になります。
創建は神亀元年(724)、薬師如来の導きで有馬温泉を訪れた僧行基(写真下)が開いた寺と伝えられています。
現在の薬師堂は、江戸時代の1782年に再建されたものになります。
いただいた御朱印には、本尊の「薬師如来」が書かれていました。
湯泉神社
湯泉神社(とうせんじんじゃ)は、神戸市北区有馬町にある神社です。
大己貴命と少彦名命が、赤い湯に浸かって脚の傷を癒していた三羽の烏を見て、有馬温泉を発見したという故事より、
この二柱の神を主祭神に祀る神社です。 拝殿には、三羽の鳥の彫刻があります。
創建年は不詳のようですが、日本書紀に舒明天皇や孝徳天皇などの参拝が記録されているとのことですから、奈良時代
以前に始まった古社になるようです。
念仏寺
念仏寺(ねんぶつじ)は、神戸市北区の有馬町にある浄土宗の寺院です。山号は摂取山、本尊は阿弥陀如来になります。
本尊の阿弥陀如来立像は、快慶の作と伝わっています。
境内には、樹齢250年という沙羅双樹の大樹があり、「沙羅樹園」と呼ばれています
本堂は江戸時代初期(1712年)の建立で、有馬温泉、最古の建築物になります。
いただいた御朱印には、本尊の「阿弥陀如来」が書かれていました。