津山市内 御朱印めぐり
この記事では、中国自動車道が走る、岡山県北部、津山市の主だった神社を巡る御朱印めぐりの旅を紹介しています。
中山神社
中山神社は、岡山県津山市一宮にある美作国一宮になる神社です。
主祭神は、鏡作神(かがみつくりのかみ)になります。
社の由緒によりますと創建は、慶雲四年(707)になるそうです。
入口の鳥居は、「中山鳥居」と称される独特の形式で建てられています。
下は、拝殿になります。
本殿(写真奥)は、中山造と呼ばれ、美作の多くの神社の模範となったそうです。
現在の本殿(国指定、重要文化財)は永禄二年(1559)に再建されたものになるそうです。
美作総社宮
美作総社宮(みまさかそうじゃぐう)は、津山市総社にある神社です。
主祭神は、大己貴命(おおなむちのみこと)になります。
古代、各地域に派遣された国司は、一宮から順に各国内の全ての神社を巡拝していたそうです。
これを効率化するため国府の近くに、各地域の神を合祀したのが総社になります。
美作総社宮は、美作国の総社になります。
社伝によりますと創建は欽明天皇二十五年(564)になるそうです。
下の写真は、堂々とした拝殿になります。
拝殿の後ろに建つ本殿は、永禄五年(1652)に再建された中山造の建物で、国の重要文化財に指定されています。
徳盛神社
徳守神社(とくもりじんじゃ)は、津山市宮脇町にある津山の総鎮守になる神社です。主祭神は、天照皇大神になります。
社の案内によりますと、創建は聖武天皇の御代の天平五年(733)になるそうです。
慶長九年(1604)、美作の国の大名として入封した森忠政公(森蘭丸の弟)が、津山城を築くにあたり、
現在地に移して津山城下の総鎮守としたそうです。
現在の社殿は寛文四年(1664)に再建されたものです。下は、拝殿になります。
拝殿と後ろが本殿になります。
出雲大社 美作分院
出雲大社美作分院は、津山市田町にある神社です。
鳥居をくぐると、大国主命と因幡の白兎の像が建っています。
島根県出雲市にある大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)を祀っている『出雲大社』の分院で、明治十五年
(1882)に津山に建てられました。
社殿には、出雲大社と比べると規模は違いますが、それでも大注連縄がかかっていました。