大阪 森ノ宮神社・玉造稲荷神社・三光神社・東高津宮・高津宮・生國魂神社 御朱印めぐり
この記事では、大阪環状線の森ノ宮駅近くに建つ森ノ宮神社から玉造稲荷神社、三光神社、そして谷町九丁目近くに建つ
東高津宮、高津宮、生國魂神社まで徒歩で巡る御朱印めぐりを紹介しています。
森之宮神社 (鵲森宮)
森之宮神社は、森ノ宮駅から徒歩2分、大阪市中央区森之宮にある正式名称を鵲森宮(かささぎもりのみや)と言う神社です。
主祭神は、聖徳太子と太子の両親になる用明天皇と穴穂部間人皇后を祀っています。
社の由緒によりますと、創建は、崇峻天皇二年(589)七月、聖徳太子が物部守屋との戦いに必勝を祈願され、
その戦いに勝利し、先ず父母の用明天皇と穴穂部間人皇后を神として祀ったのが社の始まりになるそうです。
いただいた御朱印には、正式名称の「鵲森宮」と書かれていました。
玉造稲荷神社
玉造稲荷神社(たまつくりいなりじんじゃ)は、JR玉造駅から徒歩5分程度の大阪市中央区玉造にある神社です。
宇迦之御魂大神(稲荷神)を主祭神とする稲荷神社です。
社伝によれば垂仁天皇18年(紀元前12年)に創祀された古社になるそうです。
大坂城の三の丸に位置し、その鎮守社として豊臣家から篤い崇敬を受けたそうです。
豊臣秀吉と淀殿との間に生まれた豊臣秀頼公奉納の鳥居や豊臣秀頼公の銅像(写真下)が建つ豊臣家ゆかりの神社です。
境内には、豊臣秀頼公の胞衣を鎮める、胞衣塚大明神(よなづかだいみょうじん)が建っています。
いただいた御朱印には、「玉作岡」と書かれていました。
三光神社
三光神社は、JR玉造駅から徒歩3分ほどの大阪市天王寺区玉造本町、真田山の一角にある神社です。真田幸村が築いた大阪城の出城;真田丸のあった場所に建つ神社です。
祭神には、天照大神・月読尊・素戔嗚尊を祀っています。
創建は、仁徳天皇の第3皇子であり、18代天皇、反正天皇の御代と伝えられています。
境内には、大坂の陣の際、真田幸村が設けた大阪城からの抜け穴(地下道)もあります。
下の写真は、抜け穴跡の史跡とそこに建つ幸村像になります。
いただいた御朱印には、真田家の家紋「六文銭」が押されていました。
東高津宮
東高津宮(ひがしこうつぐう)は、近鉄上本町駅、地下鉄谷町九丁目駅から徒歩5分ほどの、大阪市天王寺区
東高津町にある神社です。
創建年は、不詳とのことですが、浪速高津宮に遷都し大阪の基を築かれた仁徳天皇を主祭神に祀る神社です。
仁徳天皇は、民のかまどに建つ煙が見えないことから、民が困窮していることを察し、税を止め、民を救済
した天皇として知られています。
下の写真は、拝殿になります。
高津宮
高津宮(こうづぐう)は、地下鉄谷町九丁目駅から徒歩5分、大阪市中央区高津にある神社です。
主祭神は、浪速高津宮に遷都し、大阪の基を築かれた仁徳天皇を祀っています。
創建は貞観八年(866)、勅命により浪速高津宮の遺跡が探索され、その地に社殿を築いて仁徳天皇
を祀ったのに始まるそうです。
下の写真は、本殿になります。
下は、本殿の隣に建つ境内末社の高倉稲荷神社になります。
生國魂神社
生國魂神社(いくくにたまじんじゃ)は、地下鉄谷町九丁目駅から徒歩で3分程度の大阪市天王寺区にあり、
生玉(いくたま)さんの通称で親しまれている神社です。
主祭神に、生島大神と足島大神の2柱を祀っています。
社殿によりますと、創建は神武天皇の時代と言われ、神武東征のおり、難波碕に日本列島そのものの神である
生島大神と足島大神を祀り、国家安泰を祈願したことに始まるそうです。
現在の社殿は戦後に再建されたコンクリート造ですが、本殿は桃山時代の遺構を伝えている建物だそうです。
境内には、皇大神宮や稲荷神社など11もの境内社が祀られています。
下の写真は、境内社の一つ“城方向八幡宮”になります。大阪城の鬼門を護る八幡宮で、大坂城の方を向いて
北向きに建てられています。