大垣・垂水 神社 御朱印めぐり
この記事では、岐阜県西部、大垣・垂水地区にある神社をめぐる御朱印めぐりの旅を紹介しています。
南宮大社
南宮大社(なんぐうたいしゃ)は、JR東海道線垂井駅から徒歩20分、岐阜県垂井町宮代峯にある美濃国一宮
に列せられる神社です。
社の由緒によりますと、創建は神武天皇東征の折とのこと、十代崇神天皇の御代に、現在地に奉還され、国府
から南方に位置するため、南宮大社と言われるようになったそうです。
主祭神は鉱山を司どる神、金山彦命(かなやまひこのみこと)であり、全国の鉱山や金属業などの総本宮として
古くから信仰を集めています。金山彦命は天照大神の兄神になるようです。
現在の建物は、1600年の関ヶ原の戦いのときに焼失したものを、寛永十九年(1642)、春日の局の願いに
より 三代将軍徳川家光公が再建したもので、華麗な朱塗りの本殿・拝殿・楼門などの建物は、国の重要文化財
に指定されています。 垂井駅から大社に進みますと途中には、大鳥居が建っています。
さらに参道を進みますと楼門があります。
楼門の先には、高舞殿があります。
下の写真は、拝殿と回廊になります。
八重垣神社
八重垣神社(やえがきじんじゃ)は、岐阜県垂井町にある垂井町の氏神とされている神社です。
主祭神は、素戔嗚尊(すさのおのみこと)になります。
創建は南北朝時代の文和二年(1352),南朝方にせめられ京都を脱して垂井に来られた後光厳天皇が、京の祇園社の
御霊代を分祀したのが始まりになるようです。天皇が境に戻ってからはこの地の氏神として祀られてきたそうです。
毎年5月2日〜4日に開かれる「垂井曳山祭り」は、後光厳天皇を慰めようと、村人が花車3輌を造って曳き回した
ことが始まりになる伝統的な祭りです。
大垣八幡神社
大垣八幡神社は、大垣駅から徒歩8分ほどの大垣市西外側町にある大垣市の総鎮守になる神社です。
主祭神には、八幡大神、応神天皇を祀っています。
社の由緒によりますと、創建は建武元年(1334)、奈良時代の初めから東大寺の荘園であったこの地に、
東大寺鎮守の手向山八幡宮を勧請したのが始まりになるようです。
八幡社本殿(写真上)に向かい右隣には、昭和に入り出雲大社、美保神社から勧請された出雲社(写真下)が
建っています。こちらには、大国主大神(大黒大神)や事代主大神(恵比寿大神)が祀られています。