姫路市内 神社 御朱印めぐり
この記事では、兵庫県姫路市内の主だった神社をめぐる御朱印めぐりの旅を紹介しています。
射楯兵主神社
射楯兵主神社(いたてひょうずじんじゃ)は、姫路駅から北東方向へ徒歩15分、姫路市総社本町にある播磨国の総社
になる神社です。 主祭神に、素戔嗚尊の御子神である射楯大神と兵主大神(大国主命:大己貴命)を祀っています。
社の由緒によりますと、創建は欽明天皇二十五年(564)、飾磨郡伊和里水尾山に、大己貴命(兵主の神)を祀っ
たことに始まるようです。 また、播磨国風土記から、8世紀以前に、射楯の神が飾磨郡因達里に祀られていたことが
わかっているそうです。
姫路城側から参拝しますと、2006年に再建された総社御門から入ります。
下は、拝殿前に建つ神門になります。
下の写真が、拝殿になります。その奥が本殿になります。
訪れたのは2月4日ですが、拝殿の前には、新年を祝い奉納された数多くの提灯が飾られていました。
境内には、総社として、播磨国内の大小明神をはじめとした多くの神々が合わせ祀られています。
下の写真は、猿田彦神と誉田別神を祀る案内社八幡宮になります。
兵庫縣姫路護国神社
兵庫縣姫路護国神社は、姫路駅から北へ15分、姫路城の中曲輪内の敷地に当たる姫路市本町にある神社です。
全国に52社ある護国神社の1社で、明治戊辰の役から太平洋戦争に至る国難に殉じた兵庫県西地区の神霊を
祀っています。
創建は昭和十三年になります。 また姫路城下に建つことから「白鷺宮」と呼ばれ親しまれている神社です。
姫路神社
姫路神社は、姫路城内東側、姫路市本町にある神社です。下の写真は、姫路城の遠景になります。
祭神は、姫路藩酒井家の遠祖になる酒井正親と姫路藩酒井池歴代藩主になります。 創建は、明治十二年になります。
下の写真は、拝殿になります。
本殿の隣には、寸翁神社が建立されていて、姫路藩の財政再建・経済発展に尽力した同藩家老、河合道臣が
祀られています。手前には、河合道臣の銅像も建てられています。
水尾神社
水尾神社(みおじんじゃ)は、姫路城の北西、男山の麓、姫路市山野井町にある神社です。 社の案内によりますと、
元は伊和大神を祀っていましたが、欽明天皇二十六年(565)、現在の主祭神である大己貴命(おおむなちのみこと
;大国主命)を祀ったそうです。
現在の社殿は、平成二十二年に再建されたものになります。
男山八幡宮
男山八幡宮(おとこやまはちまんぐう)は、水尾神社の境内から続く山道を100メートルほど登った男山
(海抜56m)の中腹、姫路市山野井町にある応神天皇を祭神として祀る八幡宮です。
創建は貞和元年(1345)、京都の石清水男山八幡宮から勧請されたそうです。 石段を登り切ると、
拝殿前に石の鳥居が待っています。
境内からは、姫山である姫路城を一望できます。
千姫天満宮
千姫天満宮(せんひめてんまんぐう)は、水尾神社から男山八幡宮に進む参道を30メートルほど登った所にある
神社です。 創建は江戸時代初めの元和九年(1623)、姫路城を構える本多忠刻のもとに嫁いだ徳川二代将軍秀忠
の娘、千姫によって建てられた天満宮です。
社殿は、姫路城の西の丸で生活をしていた千姫が、西の丸から拝礼できるよう、東向きに建てられたそうです。
現在の社殿は、平成十四年に再建されたものです。