楽しい御朱印めぐり

御朱印めぐりの旅

三嶋大社・修禅寺・願成就院 御朱印めぐり
修禅寺・願成就院・三嶋大社 御朱印めぐり    
この記事では、静岡県三島市にある伊豆の国一宮になる三嶋大社、そして下田街道を南下、伊豆の国市にある
願成就院、さらに伊豆市修善寺にある修禅寺を巡る御朱印めぐりを紹介しています。

三嶋大社  

 

三島駅から徒歩10分程度、三島市大宮町にあるのが、伊豆国一宮に列せられ、全国にある三嶋神社の総本社になる神社です。

 

 

祭神は大山祇命神と事代主神の二柱になり、合わせて「三嶋大明神」と称されています。
大山祇命神は、山林農産の守り神、そして事代主神は“えびす様”の別称であり、商売繁盛の神として崇敬を受けて
きた神様で、三嶋大社は、特に金運・財運に、ご利益が高い神社として信仰を集めています。
三嶋大社は、創建の時期は不詳とのことですが、奈良や平安時代の古書にも記録が残っている神社です。
下の写真は、総門になります。

 

 

神門は、慶応三年(1867)に再建されたものになります。

 

 

本殿前に建つのは舞殿(ぶでん)になります。

 

 

社殿は、本殿・幣殿・拝殿からなる権現造りの複合社殿になります。
いずれも江戸時代末の慶応二年(1866)に再建されたものになります。

 

 

 

 

境内には樹齢1200年とも言われ、国内最古の金木犀の大樹があり、国の天然記念物に指定されています。
この金木犀にも金運アップのご利益があるようです。

 

 

三嶋大社は、桜の名所として知られ、花見の季節には多くの参拝客でにぎわいます。

 

三島大社入口桜

 

三島大社第2門

 

社伝によりますと、伊豆に流された源頼朝が源氏再興を祈願した神社と言われており、境内には、頼朝が
参拝の折に休憩したと伝えられる腰かけ石もあります。

 

願成就院  

 

願成就院は、伊豆箱根鉄道の伊豆長岡駅もしくは韮山駅から徒歩15分、伊豆の国市寺家にある高野山真言宗の寺院です。
山号は天守君山、本尊は阿弥陀如来になります。
本尊を始め、不動明王、ニ童子像、毘沙門天像など運慶作の国宝の仏像五体を安置する寺として知られています。

 

創建は文治五年(1189)、北条時政が娘婿である源頼朝の奥州平泉討伐の戦勝祈願のために建立したのが
始まりになるそうです。
北条氏の氏寺として栄え、全盛時には、多くの堂宇と塔がそびえ、伊豆屈指の大伽藍を誇ったようです。
大御堂(写真下)には、本尊の阿弥陀如来像をはじめとした、国宝五仏が祀らています。

いただいた御朱印には、本尊「阿弥陀如来」と書かれていました。

境内には、政子の父、北条時政の墓があります。

 

修禅寺  

修禅寺は、伊豆市修善寺にある曹洞宗の寺院です。山号は福地山、本尊は大日如来になります。
修善寺温泉の中心にあり、修善寺の地名の元になったお寺ですが、寺名は「修禅寺」になります。

修禅寺の手水は、温泉(大師の湯)になります。

寺の案内によりますと、創建は大同二年(807)、弘法大師によって開かれ、その後約470年間は真言宗であったそうです。
鎌倉時代になり、中国から蘭渓道隆禅師が入山して臨済宗に改宗したそうです。 そして室町時代(1489)に、韮山城主
北条早雲が隆渓繁紹禅師を住職として招き、曹洞宗に改宗したそうです。
江戸時代の末に、ほとんどの伽藍を焼失、本堂(写真下)などは明治時代に再建されたものになります。

いただいた御朱印には、本尊「大日如来」と書かれていました。

本堂に向かい左手には、修禅寺を開いたという弘法大師の像が祀られています。

本堂に向かい右手には、禅宗の祖、達磨大師の像が祀られています。

修禅寺は、源頼朝の弟の源範頼、頼朝の息子で2代将軍源頼家が幽閉された寺で、その後この地で殺害されています。
頼家の墓は、川を挟んだ対岸にあります。

頼家の墓の横に建つ指月殿は、頼家の菩提をともらうために母政子が建立したもので、伊豆で最古の木造建築と言われています。

現在も足湯がわいている独鈷の湯(写真下)は、その昔、修禅寺前を流れる桂川で、病気の父親を洗う子供の姿を見て、
弘法大師が手にしていた独鈷で岩をたたいたところ、温泉が出たと伝わる所です。
現在も足湯につかることができます。

桂橋(写真下)から上流にあるかえで橋までの道は、「竹林の小径」と呼ばれていて、修善寺観光には欠かせない
人気のスポットになっています。

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