楽しい御朱印めぐり

御朱印めぐりの旅

野崎観音・四條畷神社・獅子窟寺 片町線 御朱印めぐり
地域:

野崎観音・四條畷神社・獅子窟寺 御朱印めぐり  

 

この記事では、野崎観音・四條畷神社・獅子窟寺の片町線(学研都市線)沿線をめぐる御朱印めぐりの旅を紹介します。

 

野崎観音 (慈眼寺)    

 

慈眼寺は、JR学研都市線の野崎駅から徒歩5分程度の大阪府大東市野崎にある曹洞宗の寺院です。
山号は福聚山、本尊は十一面観世音菩薩で、通称「野崎観音」として知られている寺院です。

また、江戸時代から続く、有縁無縁を問わず、すべてのものに感謝を捧げる『野崎参り』で知られ、その期間で
ある5月1日から10日までは参拝客が20万人を超える賑わいになるそうです。   寺の案内によりますと、創建は
天平勝宝年間(749-757)、インドから来朝した婆羅門僧正が「野崎の地は釈迦が初めて仏法を説いた鹿野苑に
よく似ている」と僧行基におっしゃられ、それに感動された行基が、十一面観音像を刻み安置したのが寺の始ま
りになるそうです。

そして元和二年(1616)、青厳和尚によって再興され、17世紀末には有名な「野崎参り」が始まったそうです。
野崎観音は、お染久松を主題とした近松半二の「新版歌祭文」をはじめ、近松門左衛門の「女殺油地獄」、落語
の「野崎詣り」、東海太郎の『屋形船で参る』と歌われる「野崎小唄」など様ざまな作品の舞台になっていること
でも知られています。   境内には、お染久松の塚があります。
「観音様をかこつけて 逢いに北やら南やら お染は思い久松の あとを慕うて 野崎村」

境内には、東海太郎が歌った野崎小唄の歌碑も建っています。

下の写真が本堂になります。

いただいた御朱印には、観音様がいらっしゃるお堂「大悲殿」と書かれていました。

 

四條畷神社  

四條畷神社は、JR四條畷駅から東へおよそ1キロの大阪府四條畷市にある神社です。

主祭神に、南朝の将として戦い、「四條畷の戦い」で戦死した楠木正成の子、楠木正行を主祭神として祀っている
神社です。 明治政府によって建武の中興に尽力した功績により、正行の父である楠木正成が大楠公として神格化さ
れると、その父の遺志を継いで南朝のために戦い命を落とした嫡男の正行も小楠公(しょうなんこう)と崇められ、
明治二十三年(1890)に社殿が造営され、四條畷神社が創建されたそうです。

境内には、父正成との「桜井の別れ」の石像が建てられています。

また境内の楠木を背に、楠公の慰霊塔も建てられています。

獅子窟寺  

獅子窟寺は、大阪府交野市にある高野山真言宗の寺院です。山号は普見山、本尊は薬師如来(国宝)になります。
京阪交野線の河内森駅から徒歩30分の普見山中にあり、境内には寺号の由来となった獅子が吼える形の岩もあります。
車でも上ることは出来ますがすれ違いが難しい山道を10分ほど登っていきます。下は境内から見た眺望になります。

寺の案内によりますと、開基は役行者の役小角(えんのおづぬ)と伝えられ、奈良時代に聖武天皇の勅願により僧行基
が堂塔を建て、金剛般若窟と称したそうです。 平安時代には空海もこの山で修法されているそうです。

本尊の木造薬師如来座像は、平安時代初期に造られたもので国宝に指定されていて、事前予約をすれば拝観する
ことも可能です。 いただいた御朱印には、本尊の「薬師如来」と書かれていました。

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