真清田神社・大神神社・大神社・国府宮 尾張一宮界隈 御朱印めぐり
この記事では、愛知県一宮市界隈にある真清田神社・大神神社・大神社・国府宮をめぐる御朱印めぐりの旅を紹介します。
真清田神社
真清田神社(ますみだじんじゃ)は、愛知県一宮市の中心、JR尾張一宮駅、名鉄一宮駅ら徒歩8分程度の所にある、
地名のもとになった尾張国一宮に列せられる格式の高い神社です。 神武天皇の時代に、この地を「尾張」と名づけ
開拓したという天香山命の父神「天火明命」を主祭神に祀っている神社です。
入口の鳥居を過ぎるとすぐに楼門があります。
楼門の真っ直ぐ先が拝殿、その奥が本殿になります。
境内摂社の中には、織物の町一宮、織物の神を祀る「服織神社(はとりじんじゃ)」もあります。
大神神社
大神神社(おおみわじんじゃ)は、一宮駅から南へ徒歩20分ほどの愛知県一宮市花池にある神社です。
祭神は、奈良県桜井市にある大神神社と同じ“大物主神”になります。大物主神は、出雲大社にお祀りされている
大国主神(大黒様)の別名になります。 当社が、尾張国一宮と称される説もあるそうで、大神神社の社伝では、
大神神社と真清田神社を相殿として一宮になるようです。
妙興寺
妙興寺は、名鉄本線妙興寺駅から徒歩3分ほどの所、愛知県一宮市になる臨済宗妙心寺派の修行道場になる寺院です。
山号は長嶋山、本尊は釈迦三尊になります。正式名称は、妙興報恩禅寺になります。 創建は貞和四年(1348)、
尾張国中島城主の子、滅宗宗興の開基になるようです。
総門(赤門)から入りますが、総門は江戸時代に建てられたもので、名古屋城からこちらに移築されてきました。
重要文化財に指定されている勅使門は、室町時代の創建当初来の遺構を今日に伝えているそうです。
勅使門の先には楼門(写真上)あり、その先には、重厚感ある仏殿(写真下)が佇んでいます。
本坊入口にある鐘楼は江戸時代に建立されたもので、愛知県指定有形文化財になります。
いただいた御朱印には、「南無釈迦牟尼佛」と書かれていました。
国府宮 (尾張大国霊神社)
国府宮は、名鉄本線国府宮駅から徒歩3分程度の愛知県稲沢市国府宮にある正式名称を尾張大国霊神社(おわり
おおくにたまじんじゃ)という神社です。 社の案内によりますと、祭神は尾張大國霊神(おわりおおくにたま
のかみ)になります。 尾張地方の國霊神(くにたまのかみ)であり、尾張人の祖先がこの地に移住開拓して行く
上で、国土の偉大なる霊力を神として敬い、尾張大國霊神としてお祀りしたものだそうです。
当社は尾張国府の創始とともに創建されたもので、尾張国の総社と定められ、国司自らが祭祀を執り行う神社で
あったそうです。このことから通称「国府宮」と呼ばれています。
楼門(写真上)は室町時代に建立されたもので、国の重要文化財に指定されています。
拝殿は、江戸時代の初期に建立されたもので、楼門同様、国の重要文化財に指定されています。