楽しい御朱印めぐり

御朱印めぐりの旅

弘前界隈 御朱印めぐり

岩木山神社、長勝寺、最勝院、猿賀神社  弘前界隈御朱印めぐり

岩木山神社   

岩木山神社は、青森県弘前市百沢にある神社です。津軽藩の総鎮守、津軽国一之宮になる格式の高い神社です。
岩木山神社は、岩木山を背にして、建っています。

  創建は宝亀十一年(780)、岩木山の山頂に社殿が造営されたのが始まりと伝えられています。

またその後、延暦十九年(800)、坂上田村麻呂が東北平定を成し遂げ、山頂に社殿を再建したそうです。

中世は、岩木山の東南麓の百沢地区に遷座し、神仏混合の「百沢寺」と称し、明治の神仏分離令により
岩木山神社となっています。
主祭神には、顕国魂神、多都比姫神、宇賀能売神、大山祇神、そして田村麻呂の父である坂上刈田麿命を祀っています。
参道は、津軽のシンボル岩木山(写真下)の登山道の一つになっていて、岩木山神社の奥宮は岩木山の山頂近くにあります。

 鳥居をくぐり、まっすぐに伸びる参道(写真下)を進むと楼門になります。

下の写真の楼門は、江戸時代初期に建てられたもので、重要文化財に指定されています。

中門(写真上)の先にある拝殿(写真下)は、寛永十七年(1640)に建立されたもので、神仏分離以前は
百沢寺の本堂であった建物です。

 

 

いただいた御朱印には、「北門鎮護」と書かれていました。日本の北門を鎮護する神社が岩木山神社になるわけです。

 

長勝寺 

 

長勝寺は、弘前市西茂森にある曹洞宗の寺院です。山号は太平山、本尊は釈迦如来になります。
創建は享禄元年(1528)、津軽家の先祖大浦光信の死後、その子盛信が亡き父の菩提を弔うために建てた寺になります。

 

 

長勝寺は、曹洞宗の33の寺で構成されている寺町、道の両側に寺が並ぶ禅林街(写真下)の中心的なお寺になります。

 

 

三門は、江戸初期の寛永六年(1629)に建てられたもので、国の重要文化財に指定されています。

 

 

三門を入りますと正面が本堂(写真下)になります。本堂は、書院造りで建てられていて、重要文化財に指定されています。

 

 

下の写真は、同じ重要文化財に指定されている庫裡になります。

 

 

本堂に向かって左手、杉木立の中、歴代藩主などの五棟の霊廟が並んでいます。
いずれも東に面して玉垣で囲われ、正面に門を置いています。

 

 

いただいた御朱印には、本尊の「釈迦如来」と書かれていました。

 

 

 

最勝院    

 

最勝院は、弘前市銅屋町にある真言宗智山派の寺院です。山号は金剛山、本尊は金剛界大日如来になります。
創建は天文元年(1532)、常陸国出身の弘信上人の開基によるそうです。

 

 

仁王門は、昭和五十八年に再建された新仁王門になります。

 

 

寛文七年(1667)に建てられた五重塔は、重要文化財に指定されていています。

 

 

本堂は昭和四十七年に建てられたもので、本尊の金剛界大日如来が安置されています。

 

 

いただいた御朱印には、「大日如来」と書かれていました。

 

 

 

猿賀神社    

 

猿賀神社は、青森県平川市にある神社です。 社の由緒によりますと、創建は延暦十二年(793)、蝦夷平定に
苦戦していた坂上田村麻呂が、田道命の霊に導かれて大勝したことから、この地に祠を建てて、祭神
「上毛野君田道命」を祀ったのが始まりになるそうです。
なお田道命は、仁徳天皇の時代に蝦夷平定に赴いたが敗死、後に大蛇の姿になったといわれる伝説の人物です。

 

 

約15,000坪の広大な境内地を有し、中には「鏡ヶ池」「見晴ヶ池」の2つの大池があります。
鏡ヶ池(写真下)は猿賀信仰の中心となる神池で、一面蓮におおわれています。

 

 

拝殿は、昭和十三年に造営されたものになるそうです。

 

 

拝殿の奥にある本殿は、文政九年(1826)に建立されたもので、神門を中心に周囲に透屏がめぐらされています。

 

 

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