楽しい御朱印めぐり

御朱印めぐりの旅

犬山 桃太郎神社・寂光院 御朱印めぐり

犬山 桃太郎神社・寂光院 御朱印めぐり

この記事では、愛知県犬山市にある子供の守り神;桃太郎神社、そして古刹;寂光院をめぐる
御朱印めぐりを紹介しています。

桃太郎神社

 

桃太郎神社は、名鉄犬山線の犬山遊園駅から徒歩で40分ほどかかる愛知県犬山市栗栖大平にある
桃太郎伝説を伝える「桃太郎」を祀る神社です。

この地域には昔から桃太郎の伝説が伝わっているそうです。
それによりますと桃太郎は愛知県犬山市栗栖で育ち、岐阜県可児市可児川にある鬼が島に鬼退治
に行ったそうです。
犬山という地名も家来の犬がいたところであり、雉や猿も地名に残っているそうです。

 

桃太郎神社は、木曽川(日本ライン)沿いの平地に自然を残して造られた桃太郎公園の一角にあり、
境内にはおばあさんや鬼、また犬や猿などの像が置かれ「桃太郎テーマパーク」の雰囲気を創っています。

 

一の鳥居では早速、猿や雉、犬たち家来がお出迎えしてくれます。

 

桃太郎神社入り口

 

一の鳥居を過ぎて右側には、おばあさんの洗濯岩と、流れてきた大桃を拾い上げて嬉しそうな
おばあさんの像が立っています。

 

桃太郎神社洗濯岩

 

二の鳥居の所には、桃太郎誕生の像があります。

 

桃太郎神社もも太郎誕生

 

石段を上った所には、鬼退治を成し遂げた桃太郎と家来たちの像が立っています。また犬山市の案内看板にも「桃太郎生誕地」と書かれていました。

 

桃太郎神社日本一

 

本殿の前には、ここにしかないという“桃形鳥居”があります。

鳥居には「桃形鳥居をくぐれば 悪は去る(サル)、病は居ぬ(イヌ)、災は来じ(キジ)」と
書かれています。

 

桃太郎神社桃鳥居

 

いただいた御朱印にも、家来たちが「桃太郎の神霊」を守護していました。

 

桃太郎神社朱印

 

 

 

寂光院

 

寂光院は、桃太郎神社から木曽川沿いを犬山遊園駅の方へ徒歩15分ほど歩いた所にある
真言宗智山派の寺院です。

山号は継鹿尾山、本尊は十一面千手観世音菩薩になります。

寺の由来によりますと、創建は白雉五年(654)、孝徳天皇の勅願により、奈良元興寺の道昭
和尚により開かれた七堂伽藍が整った大寺が始まりだそうです。

 

寂光院入口

 

駐車場に車を止め、山麓広場その先にある寺務所で御朱印をお願いしてから、七福坂の石段
を登り本堂に向かいます。七福坂の石段は全部で320段、その途中に七福神が祀られています。

 

寂光院七福坂

 

七福坂の途中には、弘法大師作と伝わる不動明王を安置する不動堂があります。

 

寂光院不動堂

 

不動堂の御朱印には、「厄除不動」と書かれていました。

 

寂光院厄除け不動朱印

 

階段を上った所に建つのが本堂になります。現在の本堂は、明治十二年(1879年)に再建され
たものになります。こちらに本尊の十一面千手観世音菩薩(秘仏)が安置されています。

 

寂光院本堂

 

本堂の御朱印には、「千手大悲殿」と書かれていました。

 

寂光院大悲殿朱印

 

本堂の西側に渡り廊下で結ばれて建っているのは、大随求菩薩が安置されている随求堂になります。
随求堂(下の写真右側)は江戸時代の安政年間に建てられたものだそうです。

 

寂光院本堂と隋求道

 

本堂の北側、一段高い所にある道は、弁天堂になります。

下の写真向かって右側のほぼ正六角形の平面をもつ小堂が弁天堂で、江戸時代の末、文政年間
に建てられたものだそうです。

 

寂光院弁天堂と馬鳴堂

 

弁天堂の御朱印には、「良縁弁才天」と書かれていました。

 

寂光院弁才天朱印

 

なお寂光院は「もみじ寺」と呼ばれ、紅葉の名所として知られ、秋には紅葉狩りに訪れる人で
大変なにぎわいになるそうです。

山桜が咲く境内からは、木曽川、日本ラインの流れが見えていました。

 

寂光院から木曽川

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