品川神社・羽田神社・穴森稲荷神社 御朱印めぐり
この記事では、京浜急行新馬場駅の近くにある東京十社の一つ“品川神社”に参拝、
京浜急行羽田線にはいり“羽田神社”そして“穴守稲荷神社”を巡る旅を紹介します。
品川神社
品川神社は、京浜急行新馬場駅前にある東京十社の一つに数えられる神社です。
また東海七福神の一つとして“大黒天”を祀る神社でもあります。
源頼朝が文治三年(1187)、海上交通安全と祈願成就の守護神として、安房国の洲
崎明神から“天比理乃咩命”を勧請して、品川大明神と称したのが始まりということです。
境内には、富士山の溶岩を使って富士山に模して造営された小高い“富士塚”があり、江戸時代の富士山信仰が忍ばれます。富士塚には、2合目、7号目などの表示も
あり、登る事も出来ます。また脇には、浅間神社も祀られています。
こちらでは、“品川神社”としての御朱印と共に、東海七福神の一つ“大黒天”の
御朱印をいただくことが出来ます。
羽田神社
羽田神社は、京浜急行の大鳥居駅から徒歩10分程度の大田区本羽田にある神社です。
祭神には、須佐之男命と稲田姫命を祀っていて、羽田地区の氏神として慕われ、
航空会社からの崇敬も篤く、夫婦神を祀っているため縁結びなどの御利益も高い
そうです。
社の由緒によりますと、創建は今から800年ほど前の鎌倉時代、当地の領主であっ
た行方与次郎が牛頭天皇を祀ったことに始まるそうです。
境内には、明治初年に作られたという「羽田富士」と呼ばれる富士塚があり、大田
区の文化財に指定されているそうです。
穴守稲荷神社
穴守稲荷神社は、羽田神社からは徒歩15分程度、京浜急行穴守稲荷駅からは徒歩5分程度の所にあります。
社の歴史によりますと、文化元年(1804)に創建になるそうです。
羽田の新田開墾の折、堤防がしばしば波により穴があく被害にあったそうです。
そこで村民が堤の上に稲荷大神(豊受姫命)を祀ったところ、これを鎮めること
が出来たそうです。それ以来「風浪が作りし穴の害より田畑を守り給う稲荷大神」
“穴守稲荷”と称するようになったそうです。
本殿に向かって右隣にある千本鳥居をくぐると“奥の宮”があります。
古くからここの『お砂』を持ち帰りまいたり、身につけたりすると願いがかなう
という信仰があるそうです。