王子神社の御朱印と歴史を巡る - 東京十社の魅力を体験
王子神社でいただける御朱印とその魅力
御朱印の種類
王子神社では、通常の御朱印とミニ御朱印をいただくことができます。特に注目されるのは、御朱印に加えられる「しぶさわくん印」で、北区ゆかりの人物である渋沢栄一にちなんだものです。
御朱印の初穂料
御朱印の初穂料は志納(お気持ちで)とされており、参拝者の心に応じた形でのお支払いが求められます。
御朱印をいただける場所と時間
御朱印は、王子神社の本殿正面右側にある授与所でいただくことが可能です。受付時間については公式サイトでの確認を推奨します。
最近の王子神社の魅力的な様子
王子神社は、最近の参拝者の体験談によると、雪や小雨の静かな日もあり、訪れる人々が静寂の中で粛々と参拝している様子が伝わってきます。また、東京十社の一つとしての歴史的な背景や、再建された拝殿、手水舎、そして大銀杏など、自然と歴史が息づく場所として注目されています。特に、大銀杏は約600年の歴史を持ち、1939年に天然記念物に指定されたこともある貴重な存在です。神社の年間行事としては、8月に開催される祭りがあり、みこしパレードや田楽舞のパフォーマンスも見どころの一つです。
王子神社で行われる祭事・イベントの魅力
王子神社では、創建700年を記念する特別な年に、「王子神社槍祭」が開催されました。この祭りは、神輿の特別巡行や田楽舞が行われる、王子神社の例大祭で、開運除災・満願成就のお守り「御槍」の授与が特徴です。本祭では多くの神輿が神社や町内を巡行し、神輿が大集合する「本社神輿渡御宮入り」も見どころの一つとされています。
王子神社の深い歴史
王子神社の歴史は、1322年に豊島氏が熊野から勧請したことに始まります。この地は、熊野信仰の拠点として、また戦国時代には小田原北条氏によって朱印状が寄せられ社領が安堵されたこともあります。初代徳川家康公が朱印地二百石を寄進し、将軍家祈願所とされたことから「王子権現」と呼ばれ江戸名所の一つとなりました。明治元年には、東京十社の一つに数えられ、東京の北方守護としての役割を担っています。また、太平洋戦争で焼失した社殿は、昭和39年(1964年)と昭和57年(1982年)に再建されました。
王子神社の見どころ
東京都北区に位置する王子神社は、熊野信仰の拠点として知られ、東京十社の一つです。境内は広々としており、樹齢600年の大イチョウが必見のパワースポットとされています。また、全国でも珍しい髪(カツラ)の神様を祀る関神社があり、戦争や天災を切り抜けてきたこの貴重なイチョウは、参拝者に迷いを浄化する力があると言われています。近くの飛鳥山公園と合わせて訪れるのもおすすめです。
王子神社(おうじじんじゃ)の詳細情報
- 王子神社 (おうじじんじゃ)
- 東京都北区王子本町1-1-12
- ・各線「王子」より徒歩3分 ・都電荒川線「王子駅前」より徒歩5分 ・都電荒川線「飛鳥山」より徒歩7分
- 03-3907-7808
- http://ojijinja.tokyo.jp/